【初心者でも納得!】「ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)」の中でも比較的新しいデザイン「ブルーフルーテッド メガ(Blue Fluted Mega)」が選ばれる3つの理由とは?

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ロイヤルコペンハーゲンの器ってすてきだけど、種類が多くて何を選べばいいかわからない…

特に、雑誌やインスタでよく見かける「メガ」シリーズは、その大胆なデザインが目を引くけれど、「他のシリーズと何が違うの?」「なぜこんなに人気なの?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

義理のお母さんが愛用しているメガの器を間近で見ている私も、その魅力にひかれつつ、違いをきちんと理解したいと思っていました。

上品なたたずまいと、伝統にモダンさを融合させたデザインで根強い人気を誇る「ロイヤルコペンハーゲン」。

中でも注目を集めているのが、従来のブルーフルーテッドシリーズに新たなエッセンスを加えた「ブルーフルーテッド メガ(Blue Fluted Mega)」です。

この記事では、器初心者の方でも納得できるように、「ブルーフルーテッド メガ」が選ばれる3つの理由を徹底解説します。

「ロイヤルコペンハーゲン」の他の代表的なシリーズとの違いも分かりやすくご紹介。

この記事を読めば、「メガ」が持つ特別な魅力を理解し、自信を持って器選びを楽しめるようになるはず。

ロイヤルコペンハーゲンを日常使いしたい方、ギフトに考えている方にも参考になる内容です!

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歴史があるデンマークのうつわ「ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)」とは?

「ロイヤル コペンハーゲン(Royal Copenhagen)」は、デンマークの陶磁器メーカーで、正式名称は、「ロイヤル・コペンハーゲン陶磁器工房(The Royal Copenhagen Manufactory)」。

1775年、当時の国王と王妃によって、王室で使用するものと、親交のある各国の王室への贈りものを製作することを目的に、デンマーク王室の支援を受けて設立されました。

エレガントで芸術的な作品をつくり続け、世界中の王室や上流階級から絶大な信頼を集め、現在では、デンマークはもちろん、北欧を代表するブランドに成長。

1779年には、王立の窯「王立コペンハーゲン磁器製作所」となり、それ以降王室専用の窯として100年余り制作にあたり、その後、工場の生産力が向上すると、大衆向け製品の製造・販売も開始し、庶民層にも浸透していき、工場がデンマークの観光地としても紹介されるなど、世界に誇る陶磁器メーカーとして地位を確立していきます。

そうして長くデンマーク王立の陶磁器工場として栄えていたのですが、フランス革命など、ヨーロッパ諸国をとりまく社会情勢の影響を受け、経営に陰りが見えはじめ、1868年に王室が「ロイヤル」の称号を残すことを条件に、工場を民間企業に譲渡し、民営化されました。

そして、約140年後の2012年に、フィンランドの企業フィスカースに買収され、現在に至ります。

同じものは一つとしてない伝統的なデザイン

創業当時から、中国など東洋の青い染付の影響を強く受けて、のちにデンマークらしい洗練されたデザインへと昇華させてきました。

日本でも人気の高い「コペンハーゲンブルー」と呼ばれる独特な青と、混じり気のない白い素地を特徴としています。

すべてのロイヤルコペンハーゲンのテーブルウエアの裏側には、ブランドマークと、アーティストのサイン、シェーブナンパーが刻まれており、ひとつとして同じものはありません

ブランドマークは、王冠と3本の鮮かなブルーの波型ラインで構成されています。

3本の波線は、デンマークを囲む3つの主要な海峡の「大スンド海峡」「大ベルト海峡」「小ベルト海峡」を意味し、その上にデンマーク王室御用達としてロイヤルコペンハーゲンが創設されたことを象徴する王冠が輝く。

また、これらのマークは、正統性や王室との関わり、そして伝統と誇りを守るクラフツマンシップを象徴し、デンマークの芸術的な陶磁器であることを表しています。

高度な手仕事がつながって完成する名作

ロイヤルコペンハーゲンの絵付けは、創業以来の伝統を守り抜き、現在でも陶磁器の焼成から絵付けまで、熟練した職人が、一つひとつすべて高度な手作業で行っていき、原料となる陶土を採取することから始まり、成型・絵付け・焼成・釉薬、そして美しく箱詰めされるまでの過程を、30人もの手を経て、みなさんのもとへ届けられます

器の絵付けには、長く複雑な絵付け作業を一貫して支える高度な集中力が必要とされ、ロイヤルコペンハーゲンでは、絵付けの技術を覚えるために、4年もの歳月を費やします

それぞれペインターは、自分だとわかるサインをもっており、一つひとつの製品の底に描かれていますが、このようにして完成する繊細な装飾こそが、ペインターがその名を刻むことへの価値につながる。

haruca
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素人のわたしには、一目見ただけでは、全ての絵付けは同じにも見えますが、熟練したペインター自身は、筆跡のように、どれが自分のもので、どれが他の職人の手によるものか、瞬時に見分けることができるそうです!

なぜ人気?メガが選ばれる3つの理由

「ブルーフルーテッド メガ」が多くの人に選ばれるのには、明確な理由があります。

その人気の秘密を、デザイン、使いやすさ、そしてブランドの背景という3つの視点からひも解きます。

理由1:大胆でモダンなデザイン

「メガ」の最大の特徴は、伝統的な「ブルーフルーテッド」の模様を大胆に拡大した、モダンなデザインです。

誕生のきっかけは、デザインスクールの学生カレン・キエルガード・ラーセンが持ち込んだアイデアでした。

デンマークに生まれ、家族に代々受け継がれてきた「ブルーフルーテッド プレイン」に親しみ育った彼女は、そのモチーフの一部を大胆にデフォルメし、この現代的な左右非対称なモチーフの配置のデザインを着想

誰もが知る伝統のブルーフルーテッドのシリーズのパターンの一部を拡大版させた「メガ」は、裏に入れられている王冠マークとペインターサインも通常より拡大されており、”遊び心”や”かわいいらしさ”を感じるアイテムです。

伝統ある唐草模様を尊重しつつ、柄を拡大するという感性もおもしろい。

繊細でありながらも、力強い印象を与える絵柄は、食卓の主役になる存在感があり、「ロイヤルコペンハーゲン」の伝統を守りつつ、現代のライフスタイルにも調和する革新的なデザインが、多くの人の心をつかんでいます。

理由2:日常使いしやすい機能性

美しいだけでなく、「メガ」は日常使いしやすい機能性も兼ね備えています。

ほとんどのアイテムが電子レンジ、オーブン、食洗機に対応しており、忙しい現代の生活でも気兼ねなく使えるのが魅力です。

また、適度な厚みと安定感があり、小さなお子さんがいる家庭でも比較的安心して使うことができます。

理由3:世代をこえて愛されるシリーズ

2000年に生まれた比較的新しいデザインであり、今ではブランドの中でもNo.2の人気を誇るまでに成長したシリーズ「ブルーフルーテッド メガ」

「メガ」もまた、伝統を受け継ぎながら、新しい世代にも魅力を発信し続けていることが、選ばれる理由の一つと言えるでしょう。

新しいデザインの提案は、伝統に新たな息吹を吹き込み、現代的なデザインでユーモアを感じられるシリーズとなっていて、このデザインは、テーブルウエアに余白を生み、ブルーのハンドペイントと白いレリーフが、盛り付けた料理を生かします。

haruca
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普段の朝食やおやつから、クリスマスには、チキンなどを少しずつ盛りつけるのもすてきだなと思います!

メガと定番シリーズの違いを比較

「ロイヤルコペンハーゲン」には、「メガ」の他にも「ハーフレース」や「プレイン」など、さまざまなシリーズがあります。

それぞれのデザインや特徴、用途の違いを比較してみましょう。

フルレース:豪華で装飾的

「フルレース」は、「ブルーフルーテッド」の模様を縁全体にぜいたくに施した、最も装飾的なシリーズです。

縁には手作業による透かし彫り(ピアス加工)が施されているのが特徴で、食卓に華やかさと格式を与えます。

特別な日のディナーや、大切な方へのおもてなしに最適です。

ハーフレース:繊細でエレガント

「ハーフレース」は、「ブルーフルーテッド」の模様を縁に沿って繊細に描いた、優雅でエレガントな印象のシリーズ。

特別な日の食卓や、来客時のおもてなしにぴったりです。

プレイン:原点にして普遍

「ブルーフルーテッド プレイン」は、ロイヤルコペンハーゲンが1775年の開窯時に最初に制作したディナーサービスです。

繊細でどんな形の器にも適したその模様は、ブランドの技術、伝統、クラフツマンシップを示す基準とされています。

装飾番号『No. 1』が与えられた、まさにブランドの原点と言えるシリーズです。

メガとの違い:革新、豪華さ、繊細さ、原点

「メガ」は、伝統的な模様を大胆に拡大したモダンな革新性が特徴。

「フルレース」は、細部にまでこだわった豪華さ、「ハーフレース」は、繊細な装飾によるエレガントさ、「プレイン」は、ブランドの原点を示す普遍的な美しさが魅力です。

用途や好みに合わせて選ぶことができます。

【体験レビュー】食卓を彩ってくれる食器たち

実際にロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)の商品を使ってみて、歴史や品のある食器は、食卓を特別にしてくれていて、まさに食卓を彩ってくれているように思います。

また、白ベースでシンプルなので、わりとどのようなお料理にも合っていて、厚手でしっかりしているので、今のところ割れやすくはありません。

デメリット

  • 値段が高い
  • 値段が高いので、人によっては普段使いしにくい

メリット

  • シンプルなデザインのため、わりと何にでも合う
  • 歴史と品がある食器が、食卓を彩ってくれる
  • 厚手なので割れにくい

どんな人におすすめか

  • 特別な日の食器を探されている方
  • 日常をちょっと特別に彩りたい方

まとめ

今回の記事では、「ロイヤル コペンハーゲン(Royal Copenhagen)」の「ブルーフルーテッド メガ(Blue Fluted Mega)」についてご紹介しました。

ロイヤルコペンハーゲンは、憧れの存在であり、格式が高いブランドの食器類は、手を出しにくくもありますが、日常をすてきに彩ってくれる名品でありつつ、汎用性の高いものも多くあり食材にほとんどない色なので、料理を引き立て、テーブルコーディネートも洗練されて見えます

「ブルーフルーテッド メガ」が選ばれるのは、その大胆でモダンなデザイン日常使いしやすい機能性、そして世代をこえ、約250年の時をこえて、受け継がれ愛される青と白の器「ロイヤル コペンハーゲン」ブランドの信頼性があるからです。

他の定番シリーズとの違いを理解することで、より自分のライフスタイルや好みに合った器を選ぶことができるでしょう。

この記事が、あなたの器選びの助けとなれば幸いです。

この機会に、ご家庭にひとつ買い足してみてはいかがでしょうか。

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他のロイヤル コペンハーゲン(Royal Copenhagen)の商品を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

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