【子連れ宿泊レポ】袋田温泉 思い出浪漫館|オールインクルーシブで予算安心、三世代旅行の満足度を徹底レビュー

こどもと、ちいさな冒険
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子連れで三世代旅行を計画するとき、こんな不安はありませんか?

「予算がどこまで膨らむか分からない」「子どもが騒いで迷惑をかけないか」「祖母が疲れないか」——そんな三重苦を抱えながら、わたしは宿探しに悩んでいました。

そんなときに出会ったのが、袋田温泉「思い出浪漫館」です。

2025年9月初旬、夫・娘・母の4人で1泊2日を過ごしたこの宿は、追加料金なしのオールインクルーシブで予算の不安が消え、子連れに優しい設備で安心して過ごせました。

この記事では、実際の宿泊スケジュールから節約効果、気になった点まで正直にレポートします。

  1. 子連れ旅行の不安、わかります|予算・食事・迷惑にならないかの三重苦
    1. 3歳の娘を連れた三世代旅行で直面した「宿選びの壁」
    2. 茨城出身だからこそ感じた「故郷の文化を娘に伝えたい」という想い
  2. 袋田温泉 思い出浪漫館を選んだ3つの理由|オールインクルーシブが決め手
    1. 理由①:追加料金なしで予算が確定する安心感
    2. 理由②:茨城三大銘茶の飲み比べなど地元文化体験
    3. 理由③:奥久慈茶風呂という唯一無二の体験
  3. 2025年9月初旬、三世代4人の1泊2日スケジュール公開
    1. 15時チェックイン→プレミアムバーで一息
    2. 茨城三大銘茶の飲み比べ体験|娘も一緒に
    3. 夕食バイキングで奥久慈さとやまの味を堪能
    4. 和室でゴロゴロ、3歳児が安心して眠れた夜
    5. 朝食バイキングで身体よろこぶ料理
    6. 道の駅とクラフトイベント「丘の上のマルシェ」へ
  4. オールインクルーシブの実力|実質5千円以上の節約効果
    1. 14:00〜21:00のプレミアムバーで何度もおかわり
    2. キッズルームで娘が大はしゃぎ
  5. 茨城出身ママが選ぶバイキングの隠れた名品ベスト5
    1. ①ライブキッチンの焼きたてビーフステーキ
    2. ②しゃも料理の多国籍バリエーション
    3. ③奥久慈茶漬けと奥久慈茶ドリンク
    4. ④けんちんそば
    5. ⑤湯上りアイスキャンディー
  6. 三世代それぞれの満足ポイント|世代別◎○△評価
    1. 母(60代)が本当に助かった3つの配慮
    2. 親世代(30代)が感じた予算・安心の組み合わせ
    3. 3歳児が喜んだベスト3|キッズルーム・和室・デザート
  7. 正直にいうと気になった点|持参すべきもの
    1. 部屋のお風呂は古くて狭め、大浴場の利用がおすすめ
    2. 9月でも夕食時は混雑、早めの時間帯が◎
  8. 子連れ・三世代旅行に思い出浪漫館が最適な7つの理由
    1. ①ベビーグッズの無料貸出で荷物が減らせる
    2. ②和室の畳で安心、布団で親もぐっすり眠れる
    3. ③バリアフリー配慮で母も館内移動がラク
    4. ④ビュッフェ形式で取り分け自由、子どものペースで食事可能
    5. ⑤大型施設だから子連れでも周囲を気にしすぎない
    6. ⑥茨城三大銘茶の飲み比べなど地元文化体験が充実
    7. ⑦追加料金なしだから予算管理がストレスフリー
  9. まとめ|三世代で紡いだ茨城の文化と家族の絆

子連れ旅行の不安、わかります|予算・食事・迷惑にならないかの三重苦

3歳の娘を連れた三世代旅行で直面した「宿選びの壁」

子連れで祖母も一緒の旅行を計画するとき、条件が多すぎてどうしていいか分からなくなりませんか。

食事の問題もありました。娘は好き嫌いがあり、母は和食を好む。全員が満足できるメニューがある宿なんて、本当にあるのか。

そして何より気になったのは、周囲への配慮です。娘が泣いたり走り回ったりして、他のお客さんに迷惑をかけないか。レストランや温泉で白い目で見られないか。その不安が、旅行の計画そのものをためらわせていました。

茨城出身だからこそ感じた「故郷の文化を娘に伝えたい」という想い

わたしには、もうひとつの想いがありました。

茨城で育ったわたしは、地元の食材や文化を、子どもの頃から当たり前のように味わってきました。奥久慈茶大子米奥久慈しゃも——地元の食や自然は、わたしの中で「故郷の記憶」そのものです。

娘が3歳になり、少しずつ味や体験を覚え始めた今、この茨城の文化を伝えたい。そう思うようになりました。

でも、神奈川で暮らす今、茨城の文化に触れる機会は少なくなりました。だからこそ、旅行という機会を使って、娘に「ままが育った場所」を知ってほしかったのです。

袋田温泉 思い出浪漫館を選んだ3つの理由|オールインクルーシブが決め手

理由①:追加料金なしで予算が確定する安心感

思い出浪漫館を選んだ最大の理由は、オールインクルーシブだったことです。

宿泊料金に、夕食・朝食のバイキングはもちろん、14時から21時までのプレミアムバー(アルコール・ソフトドリンク・COSTA COFFEE・おつまみ)、クラフト体験、温泉卓球、湯上りアイスキャンディーなど、滞在中のほぼすべてが含まれています。つまり、チェックイン時に料金が確定し、あとは追加料金を気にせず過ごせるのです。

これまでの旅行で、「ジュース1本300円、ビール500円」と積み重なる追加費用にため息をついた経験、ありませんか。思い出浪漫館では、その心配がありません。

子連れ旅行では、この「予算が読める安心感」が何よりありがたいのです。

理由②:茨城三大銘茶の飲み比べなど地元文化体験

そして、わたしが最も期待したのは、茨城三大銘茶の飲み比べ体験でした。

茨城県内で生産されるお茶には、大子町の「奥久慈茶」、城里町の「古内茶」、古河市・常総市の「さしま茶」があり、これらは茨城三大銘茶と呼ばれています。

思い出浪漫館では、期間限定で「お茶イベント」を開催しており、この3種類を飲み比べできる「利き茶体験」がありました。それぞれが個性豊かな味わい、色味、濃さなど、異なる魅力を持っています。

地元出身者として、娘に茨城の文化を伝えられる。それが、この宿を選んだもう一つの理由でした。

理由③:奥久慈茶風呂という唯一無二の体験

さらに魅力的だったのが、奥久慈茶の茶葉を詰めたお茶玉を使った露天風呂です。

奥久慈茶は400年以上の歴史を誇り、豊かな香り、深いコク、そして鮮やかな緑色が特徴です。その茶葉を使ったお茶風呂は、他では体験できないぜいたくなひとときでした。

渓流露天風呂か庭園露天風呂のどちらかで実施されるこのお茶風呂は、9月限定で楽しめる特別な体験です。

追加料金を気にせず過ごせる

2025年9月初旬、三世代4人の1泊2日スケジュール公開

15時チェックイン→プレミアムバーで一息

2025年9月初旬、平日を選んで思い出浪漫館に向かいました。

15時にチェックイン。レトロな雰囲気のロビーに足を踏み入れると、スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。手続きを済ませると、すぐに2階のプレミアムバーへ。

14時から21時まで利用できるこのプレミアムバーには、アルコール、ソフトドリンク、COSTA COFFEE、そしてご当地おつまみまで用意されています。すべて無料です。

夫とわたしはCOSTA COFFEEのカフェラテ、娘はジュース、母はお茶を選びました。渓流に面した木々に囲まれた空間で、ゆっくりと喉を潤す。たったこれだけのことが、旅の疲れを癒やしてくれました。

茨城三大銘茶の飲み比べ体験|娘も一緒に

チェックイン時にご案内いただいた「利き茶体験」に参加しました。体験時間15分前までの受付で、お日にち・時間限定の開催です。

奥久慈茶、古内茶、さしま茶の3種類を飲み比べながら、それぞれの特徴を学ぶことができました。奥久慈茶の濃厚な味わい、古内茶のまろやかさ、さしま茶のすっきりとした後味。同じ茨城県でも、地域によってこんなに違うのかと驚きました。

娘は、お茶の色の違いに興味津々でした。「これ、きれい!」と指差す姿を見て、茨城の文化を伝える第一歩になったと感じました。

夕食バイキングで奥久慈さとやまの味を堪能

17時30分、2階の「旬菜ダイニング 浪漫亭」で夕食です。最終入場は19時30分、食事時間は90分間のご案内です。

バイキング会場に入ると、目の前に広がる料理の数々に圧倒されました。

ライブキッチンの焼きたてステーキ揚げたての天ぷら鮎の塩焼きしゃも料理(定番の鍋のほか、キーマカレー、ガパオライス、参鶏湯など多国籍料理)、奥久慈茶漬けけんちんそば(常陸秋そばを使用)など、茨城の素材や奥久慈だいごの特産品を中心とした郷土料理・名物料理が並びます。

そして、フリーフローのドリンクも充実していました。生ビール、焼酎、ウイスキー、ワインに加え、スタッフが厳選した地元茨城の日本酒もご用意。ソフトドリンクも充実しており、奥久慈茶や奥久慈りんごを使用した季節限定ドリンクもありました。

特に印象的だったのが、奥久慈茶を使ったドリンクです。娘も「おいしい」と言って飲んでいました。

母は、地元料理に「やっぱり茨城の味はいいね」と満足そうでした。

和室でゴロゴロ、3歳児が安心して眠れた夜

夕食後、部屋に戻ると、娘が畳の上で転がり始めました。何度も転がる娘。普段は味わえない、畳の柔らかさが嬉しかったようです。

そして、何より助かったのが、布団での就寝でした。ベッドだと、娘が寝相で落ちてしまう可能性があり、いつも不安でした。でも、布団なら、その心配がありません。母もわたしも、ぐっすり眠ることができました。

朝食バイキングで身体よろこぶ料理

7時、朝食会場へ。最終入場は9時です。

「身体よろこぶ料理」をコンセプトに、茨城の素材や奥久慈だいごの特産品を取り入れた和洋バイキング料理が並びます。

大子米(甘みが強く、つややかなお米)、奥久慈卵料理(厚焼き玉子、温泉玉子、目玉焼き)、水戸納豆(大粒)、大子米と蜆汁(涸沼で育った大粒のひぬまやまとしじみ)、毎朝ホテルで焼き上げる焼き立てクロワッサン(奥久慈りんごのジャムと一緒に)、契約農家の新鮮野菜など、目覚めの朝にぴったりの料理でした。

そして、地野菜を使用した小松菜とりんごのスムージーは、毎朝スタッフが手造りで用意してくれる当館おすすめドリンクです。果汁100%ジュースや牛乳などもラインアップされていました。

道の駅とクラフトイベント「丘の上のマルシェ」へ

チェックアウト後は、道の駅に寄ってから、クラフトイベント「丘の上のマルシェ」へ向かいました。

地元の作家さんたちの手作り作品が並ぶマルシェは、娘も楽しそうに見て回っていました。茨城の文化を五感で感じる旅。それが、この1泊2日の目的でした。

オールインクルーシブの実力|実質5千円以上の節約効果

14:00〜21:00のプレミアムバーで何度もおかわり

オールインクルーシブの真価は、プレミアムバーにありました。

14時から21時まで、7時間もの間、自由にドリンクを楽しめるのです。わたしたちは、チェックイン直後、夕食前、夕食後、そして就寝前と、計4回利用しました。

通常の宿なら、ビール1本500円、ジュース300円、コーヒー400円として、4人で4回利用すれば、軽く5,000円を超えます。それが、すべて宿泊料金に含まれているのです。

さらに、夕食時もフリーフローです。生ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン、地元茨城の日本酒、ソフトドリンクなど、食事と一緒に自由に楽しめました。

キッズルームで娘が大はしゃぎ

娘が退屈しないかという心配も、いりませんでした。

キッズルーム(期間限定)には、おもちゃや絵本があり、娘は大はしゃぎ。他の子どもたちとも一緒に遊んで、とても楽しそうでした。

さらに、湯上りアイスキャンディー(14時〜21時)や、里山リラクゼーションスペース(15時〜22時/6時〜12時)なども、すべて無料です。

「お金を気にせず、子どもを遊ばせられる」というのは、親にとって大きな安心感でした。

茨城出身ママが選ぶバイキングの隠れた名品ベスト5

①ライブキッチンの焼きたてビーフステーキ

厳選された牛肉を絶妙な火加減で焼き上げる、ジューシーなステーキ。特製ソースで、娘の小さな口でも噛み切れるほどの柔らかさでした。

②しゃも料理の多国籍バリエーション

定番の鍋のほか、キーマカレー、ガパオライス、参鶏湯(サムゲタン)など、奥久慈しゃもを使った多国籍料理は、どれも絶品でした。

③奥久慈茶漬けと奥久慈茶ドリンク

地元の名産「奥久慈茶」を使ったお茶漬けは、心と体に染み渡る滋養分の豊かな味わい。さらに、奥久慈茶や奥久慈りんごを使用した季節限定ドリンクも素晴らしかったです。

④けんちんそば

そばの名産地・茨城が誇る「常陸秋そば」は、豊かな香りとコシのある食感が特徴。「けんちんそば」は茨城の家庭の味です。

⑤湯上りアイスキャンディー

温泉上がりに食べられるアイスキャンディーも無料。娘が大喜びでした。

三世代それぞれの満足ポイント|世代別◎○△評価

母(60代)が本当に助かった3つの配慮

母が特に喜んでいたのは、次の3点でした。

  1. バリアフリー配慮:館内の段差が少なく、移動がラクだった
  2. 和室の落ち着き:畳の上で足を伸ばせる安心感
  3. 地元料理の豊富さ:茨城の味を久しぶりに堪能できた

母は「孫と一緒に旅行できて嬉しい」と何度も言っていました。その笑顔を見て、この旅行を計画してよかったと心から思いました。

親世代(30代)が感じた予算・安心の組み合わせ

わたしたち親世代が感じたメリットは、予算・安心の組み合わせでした。

予算は、オールインクルーシブで確定。安心は、ベビーグッズの無料貸出や、子ども用食器の充実です。

ベビーチェアー、オムツ替えシート、補助便座、哺乳瓶消毒器などのベビーグッズは、予約またはチェックインの際にフロントで申し出れば、無料で貸し出してもらえます(数に限りあり)。

3歳児が喜んだベスト3|キッズルーム・和室・デザート

娘が最も喜んだのは、次の3つでした。

  1. キッズルーム(期間限定):おもちゃやぬいぐるみで大はしゃぎ
  2. 和室の畳:転がったりジャンプしたり、自由に遊べた
  3. デザート:ケーキやアイスが食べ放題

娘の笑顔を見ていると、「完璧な宿」でなくても、家族が笑顔になれればそれでいいのだと感じました。

正直にいうと気になった点|持参すべきもの

部屋のお風呂は古くて狭め、大浴場の利用がおすすめ

正直にいうと、スタンダードルームのお風呂は少し古くて狭めでした。そのため、大浴場の利用をおすすめします。

渓流露天風呂(源泉かけ流し温泉、15時〜22時/6時〜12時、※天候不良などの影響でご利用いただけない場合あり)や、大浴場・庭園露天風呂(15時〜24時/5時〜9時)は、開放感がありました。

9月でも夕食時は混雑、早めの時間帯が◎

夏休みの終わった9月でしたが、満室なこともあり、夕食時のバイキング会場は意外と混雑していました。

人気の料理は早めに取りに行かないと、なくなってしまうこともありました。早めの時間帯(17時30分開始直後)に食事に行くことをおすすめします。

子連れ・三世代旅行に思い出浪漫館が最適な7つの理由

①ベビーグッズの無料貸出で荷物が減らせる

ベビーチェアー、オムツ替えシート、補助便座、哺乳瓶消毒器など、必要なものが無料で借りられます(予約またはチェックイン時にフロント申し出、数に限りあり)。

②和室の畳で安心、布団で親もぐっすり眠れる

畳の上なら、娘が転んでも安心。そして、布団なら、娘が寝相で落ちる心配もありません。親もぐっすり眠ることができました。

③バリアフリー配慮で母も館内移動がラク

段差が少なく、母も安心して移動できました。

④ビュッフェ形式で取り分け自由、子どものペースで食事可能

娘が食べられるものを自由に選べるので、ストレスがありませんでした。

⑤大型施設だから子連れでも周囲を気にしすぎない

家族連れが多い大型施設なので、娘が少し騒いでも周囲を気にしすぎずに済みました。

⑥茨城三大銘茶の飲み比べなど地元文化体験が充実

利き茶体験やお茶風呂など、地元ならではの体験ができました。

⑦追加料金なしだから予算管理がストレスフリー

オールインクルーシブなので、予算が確定します。お金を気にせず楽しめるのは、大きな安心感でした。

家族みんなが笑顔になれる

まとめ|三世代で紡いだ茨城の文化と家族の絆

子連れ旅行の不安は、誰もが抱えるものです。予算が膨らむかもしれない。子どもが騒いで周囲に迷惑をかけるかもしれない。そんな心配を、思い出浪漫館は優しく受け止めてくれました。

オールインクルーシブで追加料金を気にせず過ごせる安心感。ベビーグッズの無料貸出で荷物を減らせる実用性。茨城三大銘茶の飲み比べやお茶風呂など、地元文化体験の豊富さ。

でも、何より心に残ったのは、娘が「おいしい」と言った瞬間でした。故郷の文化を次の世代に伝えられた。それは、単なる旅行を超えた、価値の継承だったのです。

完璧な宿でなくてもいい。大切なのは家族の笑顔。そう教えてくれた1泊2日でした。

あなたにも、伝えたい文化があるはずです。次の旅行では、その文化を家族と分かち合ってみませんか。追加料金を気にせず、ただ笑顔で過ごす時間。それは、お金では買えない宝物になります。

まずは予約ページを見てみる。それだけで、あなたの家族旅行が動き出します。袋田温泉 思い出浪漫館で、あなたの「浪漫的な時間」が始まるかもしれません。

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